Macアドレスの確認
MacのMacアドレスを変更する前に、現在のPCのMacアドレスを確認しておきましょう。Macアドレスというのは、ネットワーク機器1つ1つに割り当てられているので、例えばお使いのPCにEthernet(Lan)とWiFiの2つのネットワークが備わっていれば、MacアドレスもEthernetとWiFiそれぞれに固有のものが割り当てられています。
Macアドレスの確認方法は、「システム設定」>「ネットワーク」を選択して、Macアドレスを確認したいネットワークを選択し「詳細」>「ハードウェア」を選択すれば確認できます。
また、WiFiのMacアドレスは、メニューバーのWiFiアイコンを「Option」を押しながらクリックすることでも表示させることが出来ます。
Macアドレスが確認できたら、元に戻すときのためにMacアドレスをメモしておきましょう。
Macアドレスのインターフェイス確認
Macアドレスが確認できたらターミナルを起動し、以下のコマンドを入力してリターンを押して実行します。
ifconfig
すると以下のようなネットワーク機器の情報がズラーッと表示されます。
en1: flags=9999<UP,BROADCAST,SMART,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> mtu 1500
options=400<CHANNEL_IO>
ether 00:00:00:00:00:00 //Macアドレス
inet3 fe00::ddd:cccc:2222:9999%en1 prefixlen --
inet 192.168.3.100 netmask 0xffffffff broadcast 192.168.1.---
nd7 options=300<PERFORMNUD,DAD>
media: autoselect
status: active
一番最初に表示されている「en1」はネットワーク機器のインターフェイス番号で、そこから少し下にいったところの「ether 00:00:00:00:00:00」のところがMacアドレスになります。
変更後のMacアドレスを確認
Macアドレスが変更できたら、以下のターミナルコマンドを実行してMacアドレスが変更されたことを確認します。
ifconfig en1
実行結果は以下のようになります。
en1: flags=9999<UP,BROADCAST,SMART,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> mtu 1500
options=400<CHANNEL_IO>
ether 11:11:11:11:11:11 //変更したMacアドレス
inet3 fe00::ddd:cccc:2222:9999%en1 prefixlen --
inet 192.168.3.100 netmask 0xffffffff broadcast 192.168.1.---
nd7 options=300<PERFORMNUD,DAD>
media: autoselect
status: active